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タイで30年 テレビ・CM製作のコーディネーター タイミカサ

タイ国境からタチレク、チェントゥンに。温泉と変った蜂養殖など

ミャンマに住むアカ族ですが、丸太を刳り貫いて作った筒のなかで蜂の養殖をしている。
またモグラの掘った穴を利用して巣作りしている様子もみられる。パゴ州パゴマウンテン
の森林地帯、シャン州チェントゥンエリアなどに見られるが、養蜂容器も施設もまだ無く、
顔を防御するネットだけを最近はかぶるが、全て素手で蜂の巣の採集をやっている。因み
にヤンゴンから入国して撮影となると、現状ではネピドーの軍政本部より撮影許可取得せ
ねばならないが、便宜的方法として、タイ国メーサイより黄金の三角地帯と呼ばれていた
タチレク、チェントゥンより、2週間限定で入国する事が可能である。イミグレーション
フィー、エリアフィー、特別なカスタムフィーがもちろん必要であるが。このルートでは、
中国国境ワ族の管理するモンラーまで行く事が可能である。メーサイから陸路タチレクに
入国、その後タチレクから国内便にてチェントゥンに、更にここから山道を移動、険しい
山道であるがワ族の管理するエリアに入ると見違えるようなコンクリート舗装の道になる
のであるが、昔の麻薬王クンサーの変った、さすがワ族である。モンラーの町には、豪華
な賭博場を持つホテルがあり、そのホテルではロシア人ダンサーのショーなどが行われ、
中国雲南省シップソンパンナーなどから、観光バスを仕立てて数十台が毎日のように入っ
ているようである。中国元であろうが外貨を稼いでいるのである。またワ族は、カチン族
(日本よりの援助、このルートより入っているようであるが外国援助窓口。)とならんで
現在の軍事政権には大きな存在となっている。
冒頭に書いたが、広いこのエリアに存在するシャン族も、軍事政権にとっては忽せに出来
ない種族であり、公には出来ないが、タイの息のかかったところもタイ語圏と言うことで
あるのではないだろうか。
またこのあたりには、多くの温泉があるようである。広く広がったインパール作戦の撤収
において、傷ついた日本軍人が傷を癒すところとして見つけられた場所が、きっかけとし
て多いようである。このミャンマ北部より国境を南に下がり、タウンジー、カロー、イン
レーエリアなど日本軍ゆかりの温泉情報が非常に多く見られる。詳しい温泉情報、蜂蜜情
報など機会を見て紹介致したい。

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ミャンマの興味あるネタを挙げます。

ミャンマにはいろいろなタイプの占いがある。仏教徒、キリスト教徒、イスラム教徒など多岐
にわたる民族がおり、またナットと言う確か36の霊信仰など多彩あり、先に情報としてお出
しいたしたがこのナットの受霊者はオカマサン、と言うのはこの36余りの霊男性もいれば女
性もいる為で、オカマサンに煩い軍事政権下でも例外的に認められ、将軍の奥さん連中が旦那
さんの失脚はないかなど真剣に通う姿もあります。確か8月には、マンダレーより北のタンピ
ヨンという所でミャンマのみならず世界のオカマが集まる盛大なお祭りがあります。
多くある中、近隣のタイなどでも有名な占い師がおります。姿からETと呼ばれる霊視占いを
する女性、言葉ほとんど話せず筆談で占いを伝えてくる。行列のできる占い師である。タイの
軍人出身の元首相も厚く信望しており、政変のたびに自分の身はどう付くか占ってもらって、
事なきを得ているそうです。撮影はなかなか難しそうです。また霊視なので真実を表す方法が
難しそうです。10年近く占い師ナンバー1になっております。
以前、動物ネタでご紹介いたしておりますが、サガイン州に生息する70頭余りのイラワジイ
ルカ、特にミンコンの鐘で有名なMYAESWON村、SINGU村エリアに生息する10頭
余りのイルカについては、漁猟の時間帯、朝03:00-10:00夕方17:00-22時
の間の村人との交流は心温まるものがあります。2マイルから12マイルの間魚の多い所に誘
ってくれるそうです。場所は、マンダレーから5時間から8時間の位置です。
興味あるのは、カチン州プータオエリアにある黒い蘭Paph wardiiがこれです。群
生もあるようです。またこのプータオより南、ラシオには地成蘭もあり、高い木上に咲く蘭の
イメージとは違う蘭を見ることが出来ます。蘭の愛好家にとっては宝庫と言えると存じます。
当然ここでは他種の蝶を見ることも出来るはずです。養蜂もPago山エリアとKYINE 
TONEシャン州でみられ素手で蜂を扱っておるそうです。
蘭の話を出しましたが、薬用ランは、中国、シンガポールに輸出されているそうです。含まれ
ているのはアルカロイド、これが精力剤になるそうです。この蘭チン州ハッカに産地を持つデ
ンドロビュームだそうです。
日本では輸入制限をかけておりますが、ミャンマはこんにゃく芋の山地でもあります。モン族
のTANINTHAYEE州、RAKHINE州がその産地です。また戦時中日本軍総司令部
のあった元メイミョウ、PYIN OO LWINも産地だそうです。このメイミョウある時
期街が紫に染まる南洋桜の木が多いところでもあります。またミャンマは太平洋火山帯に属し
温泉が多いことでも知られております。こんにゃく芋ですが、ミャンマからは、年間50トン
程が日本に輸出されているそうですが、国内産優遇で税率も高く日本には送りにくそうではあ
ります。