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タイで30年 テレビ・CM製作のコーディネーター タイミカサ

6年振りのミャンマ、明るくなりました。

2010年5月15日6年振りにミャンマに入国いたしました。丁度到着査証取得
が認められて、1週間ほどでしたが、私達は事前に、ネピドーより軍政府撮影許可
取得し、外務省より到着査証取得いたしておりました。当方のミャンマ手配者サン
テイー氏が、諸手配を空港内でしていただいておりましたので、全てがスムーズで
した。一点だけ入国時にカメラマンと記入された方がおりまして、ジャーナリスト
かと確認され、その後に影響がありました。まだまだ内務警察の力が強く、これに
は留意が必要です。また分野的にどう判断するかですが、ジャーナリストには非常
に敏感になっております。長井さん事件はじめ正規の取材許可取得せずの入国取材
が、特種取材から多いようでナーバスになっております。ご注意下さい。明確に政
治色を消す事がミャンマ取材のテクニックと存じます。事前に内務警察に手を討っ
ておく事も、現状のミャンマでは必要でないでしょうか。但し現在の空港は、流れ
が出てきたと共に明るくなりました。観光と言う観点からは変ったと存じます。但
し撮影に関しては、注意を要すると存じます。はじめから許可など無視した場合は
別ですが。
現在、撮影許可についてはエリア毎に撮影許可料が明確に決められております。
1.パガン、NYAUNG OOエリア       US$  3.000.-
2.マンダレー、サガイン、インワ、ミングン    US$  3.000.-
3.ヤンゴン                   US$  2.000.-
4.タウンジー                  US$  2.000.-
5.PYIN OO LWIN           US$  2.000.-
6.NGAPALI、MRAUK OO       US$  2.000.-
7.KENG TUNG,TACHILEIK,MONGLA,タンルイン川南と西
  エリア                    US$  2.000.-
8.KAW THAUNG             US$  2.000.-
9.PYAY                   US$  1.500.-
10.BAGO                  US$  1.500.-
11.CHAUNGTHA,KANTHARYAR  US$  1.000.-
12.MAWLAMYINE,KYAK KHAMI,SETSEエリア
                         US$  1.000.-
13.MYAWADDY,HPA-AN       US$  1.000.-
14.MAUNGMAKAN,DAWEI,KANBAUKエリア
                         US$  1.000.-
15.MYEIK and MYEIK ARCHIPELAGOエリア
                         US$  1.000.-
16.PINDAYA               US$  1.000.-
17.CHIN HILL,KACHIN STATE,KAYAH STATE
   エリア                   US$  1.000.-

以上になりまして、ドキュメンタリーフィルムに関しては、US$500.-が更に
計上されます。
他政府サービスチャージとして計上があるものは、以下の通りです。

1.1日当りの撮影料US$300.-が、上記撮影料に加算されます。
2.政府センサー同行になりまして、その日当が計上されます。


以上を含みながら、撮影許可取得には基本的に21日間(3週間)を要します。申請
書類作成後、ネピドーに持ち込んで申請処理をする必要があります。通常の窓口とし
ては観光省ツーリストミャンマになるようです。当社では、別ルートを模索いたして
おりまして、上記日数でご手配できるようにいたしております。上記経費に関しては、
現在のところどの会社を利用されても処理いたさねばなりません。

継続いたしてミャンマ情報ご連絡いたします。


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ミャンマ占い師ET

長井さん事件以来、危険な国として遠ざかっていたミャンまですが、やはり
今後の撮影地としては面白いネタが多いと思われます。
その中でも面白いネタとして、占い師ET、ETに似た風貌で的確に占いを
施す事で有名です。ミャンマ軍政のトップも、近隣国タイの元国軍司令官で
首相経験者もこのETの信者です。意外な大物がその信者になっているそう
です。
蘭愛好者にとっては、一生に一度みてみたい蘭は、黒い蘭の花、ミャンマに
はあるんです。カチン州ヒマラヤ山系に連なる高地、ミーチーナから更に陸
路北のエリア、プータオ近くです。ヒマラヤの気候がこれを作り出すと言わ
れております。またここには小人族、すでに血は絶えたと思われますがタロ
ン族などがみられました。これから南下してチン族のエリア、ここには蘭を
薬とする研究も進められているそうです。
中部ミャンマ、パガン近くには大河イラワジに、イラワジイルカが生息して
おり、漁師との心温まる交流が見られるそうです。淡水イルカは、カンボジ
アメコン川のメコンイルカ、これもあるポイントにて身近に見ることが出来
るそうですが、ミャンマのイラワジイルカは、漁師を漁場に案内し、漁師も
イルカが十分に餌を食べるまで根気よく待ち、漁が始まるといるかも、近く
を遊泳して漁の手助けをするそうです。
カチン州内には、砂金彫り、モゴックのヒスイ露天掘り、ルビー露天掘りな
ど多くの資源もあります。ヒスイ露天掘りでは、多くの労務者が集まってい
るが、1日得えられる賃金は10バーツほど、但し一攫千金のチャンスは大
きく広がっております。露天掘りされ、10輪トラックで川筋に運ばれ、川
に中に流し込まれる。人々はこれに群がりより大きなものを捜す。ヒスイは、
水にぬらされると薄く緑が出る、割ってみなければわからないが、これを権
利者に渡し幾ばくかのの賃金を貰う。但し夜開かれる賭場で、そのなけなし
の金もはたいてしまう毎日とか。
機会あって再びミャンマにてのアテンドがあり、これを機会に改めてミャン
マのネタを追ってみたい。