昨年はメコンイヤーであったが、これと言った主だった動きは見られなかった。
関わる国々の文化とか踊りとかは、これまでの個々の国々の撮影で紹介し尽され
ていると思われ、何ら目新しさは感じられなかった筈である。
やはり延々と続くメコンの流れに密着し、川とともに辿って行かなければ、目新
しさは、感ぜられぬと思われる。
メコン遡上で見てみると、ベトナムはメコンデルタと言うメコン川の恵みで生活
する民衆、豊国の喜びに繋がる祭りは、2010年は2月中旬のテト、中国旧正
月に代表される。ベトナム戦争当時でさえ多くの話題を残している。河口に流れ
るメコン川がミトーとカントーの2本に広がり、海に流れ注ぐ。そこには水上と
言うより海上市場が立ち活気ある生活を見せている。
チャオドック経由川の国境を越え、カンボジアのプノンペンに遡上する。ここか
らは、ラオス、タイも含めた水掛祭り、水の女神に感謝し仏教正月が盛大に行わ
れる。
これまでカンボジアではメコンの支流と言われるテレサップ湖を形成するシェム
リアップに向う川に注目されていた。然し実際のメコン川は、プノンペンからラ
タナキリ経由ラオスの国境まで遡上する。ここではラオス世界7番目の滝、コン
パペイン滝以南の巨大ナマズの回遊が存在していると思われている。これまでの
タイとラオスは保護動物として絶滅種として保護されるようになり、捕獲も出来
なくなってきている現状では、貴重なエリアと言えると思われる。何しろギネス
世界一の淡水魚でもあるのだから。またカンボジアのクラチェでは、淡水丸頭イ
ルカが100%近くの割合で見ることが出来る。現存するメコン流域の中で、今
なお原生林と動物の生息するエリアとタイのチャワリット博士など、研究者はフ
ィールドリサーチに余念ないところでもある。
ラオスに入って、コンパペインの滝を堺に生態系が変ると言われるが、ここは歴
史的にも、植民地主義を進めるフランスが、ベトナムから仏領インドシナを形成
する為の大軍が、この滝の為進む事が出来ず、トロッコで左かいして進軍したと
言われる自然の要所でもあった。このあたりは肥沃な原生林もあり猿など多くの
動物、また象などの生息地でもあったはずである。最近では日本でも、フランス
式コーヒーののみ方で人気の出てきたベトナムコーヒーをしのぐ、ラオスダオル
アンコーヒーの産地でもある。
コンパペインからパクセーに遡上すると、ここからはタイラオス国境を滔々と流
れます。その距離955キロに及びます。まずは、タイで一番最初に太陽が日の
出を迎えるウボンラチャタニ県パーチャナダイは海抜400メートルの絶景です
が、これまではパーテムが有名でした。タイ側は、メコン川岸の開発は進んでお
りますが、ラオス川はまだまだ熱帯雨林地帯が広がります。チーク材、赤タン材
など日本を始め世界に輸出する木材産地にもなっております。アメリカ、日本な
どの木材業者が木の集荷製材工場を持っているほどです。またタイ側の市場には、
センザンコウなど持ってこられ食材になっております。またこのあたりの文化と
して米文化、竹文化に象徴されるバンブーロケットの打ち上げなど見られます。
火薬としてはコウモリの糞が大きな役割を担った時代もありました。
タイラオスの北の国境ノンカイのあたりでは、メコン川流域で3メートルの超長
いミミズを捕獲する事が出来、毎年雨期明けの日に、メコンの川底から上がると
いうバンファイパヤナークと呼ばれる、不可思議なロケット球など、まだまだ不
可思議は多く見られます。
関わる国々の文化とか踊りとかは、これまでの個々の国々の撮影で紹介し尽され
ていると思われ、何ら目新しさは感じられなかった筈である。
やはり延々と続くメコンの流れに密着し、川とともに辿って行かなければ、目新
しさは、感ぜられぬと思われる。
メコン遡上で見てみると、ベトナムはメコンデルタと言うメコン川の恵みで生活
する民衆、豊国の喜びに繋がる祭りは、2010年は2月中旬のテト、中国旧正
月に代表される。ベトナム戦争当時でさえ多くの話題を残している。河口に流れ
るメコン川がミトーとカントーの2本に広がり、海に流れ注ぐ。そこには水上と
言うより海上市場が立ち活気ある生活を見せている。
チャオドック経由川の国境を越え、カンボジアのプノンペンに遡上する。ここか
らは、ラオス、タイも含めた水掛祭り、水の女神に感謝し仏教正月が盛大に行わ
れる。
これまでカンボジアではメコンの支流と言われるテレサップ湖を形成するシェム
リアップに向う川に注目されていた。然し実際のメコン川は、プノンペンからラ
タナキリ経由ラオスの国境まで遡上する。ここではラオス世界7番目の滝、コン
パペイン滝以南の巨大ナマズの回遊が存在していると思われている。これまでの
タイとラオスは保護動物として絶滅種として保護されるようになり、捕獲も出来
なくなってきている現状では、貴重なエリアと言えると思われる。何しろギネス
世界一の淡水魚でもあるのだから。またカンボジアのクラチェでは、淡水丸頭イ
ルカが100%近くの割合で見ることが出来る。現存するメコン流域の中で、今
なお原生林と動物の生息するエリアとタイのチャワリット博士など、研究者はフ
ィールドリサーチに余念ないところでもある。
ラオスに入って、コンパペインの滝を堺に生態系が変ると言われるが、ここは歴
史的にも、植民地主義を進めるフランスが、ベトナムから仏領インドシナを形成
する為の大軍が、この滝の為進む事が出来ず、トロッコで左かいして進軍したと
言われる自然の要所でもあった。このあたりは肥沃な原生林もあり猿など多くの
動物、また象などの生息地でもあったはずである。最近では日本でも、フランス
式コーヒーののみ方で人気の出てきたベトナムコーヒーをしのぐ、ラオスダオル
アンコーヒーの産地でもある。
コンパペインからパクセーに遡上すると、ここからはタイラオス国境を滔々と流
れます。その距離955キロに及びます。まずは、タイで一番最初に太陽が日の
出を迎えるウボンラチャタニ県パーチャナダイは海抜400メートルの絶景です
が、これまではパーテムが有名でした。タイ側は、メコン川岸の開発は進んでお
りますが、ラオス川はまだまだ熱帯雨林地帯が広がります。チーク材、赤タン材
など日本を始め世界に輸出する木材産地にもなっております。アメリカ、日本な
どの木材業者が木の集荷製材工場を持っているほどです。またタイ側の市場には、
センザンコウなど持ってこられ食材になっております。またこのあたりの文化と
して米文化、竹文化に象徴されるバンブーロケットの打ち上げなど見られます。
火薬としてはコウモリの糞が大きな役割を担った時代もありました。
タイラオスの北の国境ノンカイのあたりでは、メコン川流域で3メートルの超長
いミミズを捕獲する事が出来、毎年雨期明けの日に、メコンの川底から上がると
いうバンファイパヤナークと呼ばれる、不可思議なロケット球など、まだまだ不
可思議は多く見られます。
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