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タイで30年 テレビ・CM製作のコーディネーター タイミカサ

ペットボトルロケット

日本の秩父市とヤソトン市の姉妹都市の関係から、更に深いつながりに拡大発展させるべく
プロジェクトが始動始めました。交流を持って16年になろうとするも、相互を生かした動
きが全くありませんでした。原因としては、タイの権力者の特質かもしれませんが、一人で
握っていてはなさない。今回やソトンであった市長選、10年近く続いた市長をあらたな若
い市長が破って当選したのですが、いざ引継ぎのなると、これまで交換された交流記念のお
土産もなく、資料も残っていない有様でした。然し新しい市長の使命感を持った動きは、急
速に稼動しだし、ホームステイー、龍勢ロケットのヤソトンでの打ち上げなど出てきました。
高く打ち上げるだけの雨乞いロケットのヤソトン、限度なき火薬使用によって暴発事故もし
ばしば、折角の祭りで死人が出る有様。ここで16年の交流の実績をもつヤソトンでは、美
しい、打ち上げ火薬量の少ない龍勢ロケットに、徐々に転換して行こうと動き出しました。
これからは、他のロケット打ち上げとは、一味違った傘、落下傘、色煙をふんだんに使用し
た龍が舞うごとき龍勢ロケットが上がってくると存じます。
こんな動きの中で、ペットボトルを使ったロケット打ち上げと接する機会が出てきました。
1.5リットル、3リットルのペットボトルに、4分の一ほどの水を入れ空気入れで空気を
入れて、一気に空気を抜いて飛ばすものです。日本で始まったもののようですが、タイでは
科学学習に適した廃品利用教材学習のようです。車のタイヤの空気圧単位と同じ2.7空気
圧PSIを入れ込みますと、これまでで320メートル飛んだ記録があります。発射装置など日
本とは違った工夫が新たに出てきまして、タイの小中高学校では多く取り入れられておりま
す。タイも日本と同じく学校の名前が上がることによって、生徒が集まりますから躍起にな
って各プロジェクト捜しております。まさしく最適な科目となっております。
これで人を飛ばすことが出来るかなど、新たな試みがなされてきておりますので、ご紹介さ
せて頂きます。
雨乞いロケットから、展開が出るものですね。

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