今回面白い撮影手配させて頂きました。
何と蜘蛛の糸に関するネタでした。普通ですと蜘蛛、なんとなく夜の泥棒的イメージ
しかありませんでしたが、何と!非常に高い研究が行われているのです。この糸は
タンパク質を主成分とするので、開腹手術などの手術用糸に利用したらなど、研究が
なされておりました。全く知りませんでした。
ネタは日本から頂いたのですが、タイにも蜘蛛の研究者がおりました。現在国立ラジ
ャパットナコンサワン大学で、生物学の教鞭をとりますプラシット教授です、若干32歳
の研究者です。現在では、4人の研究者がいるそうですが、主たる研究者と言えます。
教授が蜘蛛に注目したのは山岳民族カレン族で、彼等は精霊信仰の対象を木にもっ
ております。木から産まれたとも考えております。その精霊の木に生息する蜘蛛は、
精霊の力を受けて、大きな力を持つと考え彼らが猟に出るとき、その蜘蛛の巣を取り
持参するそうで、怪我などした場合は、その蜘蛛の巣を幹部に貼り付けるのだそうで
す。この点に教授は興味を持たれて、国立農業大学にて、森と人間生活つながりの
回りを学ぶうちに水利的にもなくてはならぬ木、その木の得度までカレン族にはやる
方もおられる、木を中心とした生活サイクルに関わった事だそうです。
タイでも大きな蜘蛛は、メンムムマイトーンと呼ばれるオオジョロウクモになりますが、
この蜘蛛のつくる糸をマッチ棒の太さにしますと、60キロの重さまで吊り上げる強さが
あるとのお話でした。実際に実験いたしましたが、マッチ棒の太さ以上でしたが可能
でした。蜘蛛の糸には、強い縦糸、これを結ぶ粘り気のある横糸とあります。蜘蛛か
ら出される新しい縦糸は、黄金色の美しいものですし、弾力性があります。オオジョロ
ウクモのつくる巣は、大きいもので25メートルの大きさのものも見られるそうですが、時
期にみて、雨季の時であっても5メートルのものも見られるそうです。この種の蜘蛛は、
世界一大きいものとはいわれておりますが。今回、採取地としたカンチヤナブリ県でも、
巣に小鳥やコウモリがかかった例も人々は見ておられます。蜘蛛も蛇と同じで生きたも
のしか食べないそうです。
蜘蛛は、夜は活動せず、朝は必ず巣の掃除をするそうで、雨で木の葉が落ちてついた
ものを取り外し、巣の繕いをして補強するそうです。そして昆虫が、暗いところから明る
い方向に飛ぶ習性にあわせて巣を作るそうです。自然の中でも片側山、片側盆地と言
うような地形が、蜘蛛の多く見られるところだそうです。
タイは日本と比べますと、熱帯雨林で昆虫大きいので、巣も大きくて丈夫で弾力性のあ
る大きな巣が作られるそうです。巣造りに疲れますと、糸を後ろ足で自分で切ってしまう
そうです。
これまでのお話は、空間に巣を作っての生活権を持つ蜘蛛、蜘蛛にはもう一種類、地に
生存地を持つものもおります。その雄はタランチラ系、協力な毒をもつものでタイでもコバ
ルトブルーと呼ばれるもの、最近新聞紙上に、この毒でなくなった方の話題がでておりま
した。物好きな人も多くこの種のものを飼う方もおられますが、さすがに5-6センチ以上
になりますと殺してしまうそうです。この種の蜘蛛は地面を這う事で、十分餌を得ることが
出来るので糸による巣は作らないそうです。また近い種の中には、地面の中に穴を掘っ
て生息する蜘蛛もおり、これは炒ったりして食用珍味になっております。車輌でカンボジ
アシェムリアップからプノンペンまでの移動の機会ございましたら、三分の2ほどの距離
のロータリー式分岐点のところで駅弁のように売られております。お試し下さい。むろん
タイでも試食可でございます。
また今回のエリアでは、変わった淡水蟹がおりまして、プーラチャニー(王妃の蟹の意)
と呼ばれて、タイの国旗と同じ赤、青、白の三色のものだそうです。
まだ全く手の加えられていない温泉もありました。なんとこの温泉、山道挟んで左右に
100メートルの地点には、野生象の塩場があるのです。温泉の回りには象の糞も見られ
るほどです。自然の中の象の道になっておるのですが、一風呂浴びたら象と遭遇なんて
笑えませんね。日本の方には、このあたり早川雪舟の映画出演で有名になりました泰緬
鉄道、死の鉄道と呼ばれて英国、ニュージーランド、オーストラリア、オランダなどの捕虜
の手によって完成させられた鉄道跡でもあります。タイから鉄道第5連隊、ミャンマから鉄
道第3連隊がそれぞれバンポン、モールメーンを基点に、木橋をかけたり厳しい自然条件
の中作られたものでした。この鉄道建設計画の基本は、象道であったと言われます。歴
史的にもこのあたり、アユタヤ時代攻め込むビルマ軍の進軍路だったと言われておりまし
た。象は大きな体をしておりますが、自分の体の幅よりも狭い道を移動しますし、一本橋
なども渡ります。また全ての動物は獣道として、一番安全な象道を選ぶそうです。旧日本
軍もこの言い伝えに習い、この鉄道を建設したようです。
何と蜘蛛の糸に関するネタでした。普通ですと蜘蛛、なんとなく夜の泥棒的イメージ
しかありませんでしたが、何と!非常に高い研究が行われているのです。この糸は
タンパク質を主成分とするので、開腹手術などの手術用糸に利用したらなど、研究が
なされておりました。全く知りませんでした。
ネタは日本から頂いたのですが、タイにも蜘蛛の研究者がおりました。現在国立ラジ
ャパットナコンサワン大学で、生物学の教鞭をとりますプラシット教授です、若干32歳
の研究者です。現在では、4人の研究者がいるそうですが、主たる研究者と言えます。
教授が蜘蛛に注目したのは山岳民族カレン族で、彼等は精霊信仰の対象を木にもっ
ております。木から産まれたとも考えております。その精霊の木に生息する蜘蛛は、
精霊の力を受けて、大きな力を持つと考え彼らが猟に出るとき、その蜘蛛の巣を取り
持参するそうで、怪我などした場合は、その蜘蛛の巣を幹部に貼り付けるのだそうで
す。この点に教授は興味を持たれて、国立農業大学にて、森と人間生活つながりの
回りを学ぶうちに水利的にもなくてはならぬ木、その木の得度までカレン族にはやる
方もおられる、木を中心とした生活サイクルに関わった事だそうです。
タイでも大きな蜘蛛は、メンムムマイトーンと呼ばれるオオジョロウクモになりますが、
この蜘蛛のつくる糸をマッチ棒の太さにしますと、60キロの重さまで吊り上げる強さが
あるとのお話でした。実際に実験いたしましたが、マッチ棒の太さ以上でしたが可能
でした。蜘蛛の糸には、強い縦糸、これを結ぶ粘り気のある横糸とあります。蜘蛛か
ら出される新しい縦糸は、黄金色の美しいものですし、弾力性があります。オオジョロ
ウクモのつくる巣は、大きいもので25メートルの大きさのものも見られるそうですが、時
期にみて、雨季の時であっても5メートルのものも見られるそうです。この種の蜘蛛は、
世界一大きいものとはいわれておりますが。今回、採取地としたカンチヤナブリ県でも、
巣に小鳥やコウモリがかかった例も人々は見ておられます。蜘蛛も蛇と同じで生きたも
のしか食べないそうです。
蜘蛛は、夜は活動せず、朝は必ず巣の掃除をするそうで、雨で木の葉が落ちてついた
ものを取り外し、巣の繕いをして補強するそうです。そして昆虫が、暗いところから明る
い方向に飛ぶ習性にあわせて巣を作るそうです。自然の中でも片側山、片側盆地と言
うような地形が、蜘蛛の多く見られるところだそうです。
タイは日本と比べますと、熱帯雨林で昆虫大きいので、巣も大きくて丈夫で弾力性のあ
る大きな巣が作られるそうです。巣造りに疲れますと、糸を後ろ足で自分で切ってしまう
そうです。
これまでのお話は、空間に巣を作っての生活権を持つ蜘蛛、蜘蛛にはもう一種類、地に
生存地を持つものもおります。その雄はタランチラ系、協力な毒をもつものでタイでもコバ
ルトブルーと呼ばれるもの、最近新聞紙上に、この毒でなくなった方の話題がでておりま
した。物好きな人も多くこの種のものを飼う方もおられますが、さすがに5-6センチ以上
になりますと殺してしまうそうです。この種の蜘蛛は地面を這う事で、十分餌を得ることが
出来るので糸による巣は作らないそうです。また近い種の中には、地面の中に穴を掘っ
て生息する蜘蛛もおり、これは炒ったりして食用珍味になっております。車輌でカンボジ
アシェムリアップからプノンペンまでの移動の機会ございましたら、三分の2ほどの距離
のロータリー式分岐点のところで駅弁のように売られております。お試し下さい。むろん
タイでも試食可でございます。
また今回のエリアでは、変わった淡水蟹がおりまして、プーラチャニー(王妃の蟹の意)
と呼ばれて、タイの国旗と同じ赤、青、白の三色のものだそうです。
まだ全く手の加えられていない温泉もありました。なんとこの温泉、山道挟んで左右に
100メートルの地点には、野生象の塩場があるのです。温泉の回りには象の糞も見られ
るほどです。自然の中の象の道になっておるのですが、一風呂浴びたら象と遭遇なんて
笑えませんね。日本の方には、このあたり早川雪舟の映画出演で有名になりました泰緬
鉄道、死の鉄道と呼ばれて英国、ニュージーランド、オーストラリア、オランダなどの捕虜
の手によって完成させられた鉄道跡でもあります。タイから鉄道第5連隊、ミャンマから鉄
道第3連隊がそれぞれバンポン、モールメーンを基点に、木橋をかけたり厳しい自然条件
の中作られたものでした。この鉄道建設計画の基本は、象道であったと言われます。歴
史的にもこのあたり、アユタヤ時代攻め込むビルマ軍の進軍路だったと言われておりまし
た。象は大きな体をしておりますが、自分の体の幅よりも狭い道を移動しますし、一本橋
なども渡ります。また全ての動物は獣道として、一番安全な象道を選ぶそうです。旧日本
軍もこの言い伝えに習い、この鉄道を建設したようです。
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